イスラエルのベニヤミン ネタニヤウ首相が71歳の誕生日を迎えた。

1949年テルアビブ生まれ。1963年から1967年までアメリカに在住。ペンシルベニア州フィラデルフィアの郊外で成長し、高校卒業後にイスラエル国防軍に入隊し、精鋭部隊サイェレット・マトカルに所属。1972年には肩を撃たれて負傷している。米国の名門MITを卒業。ボストン・コンサルティング・グループで経営コンサルタントとして勤務した経験もある。

その後、国連大使を経て1988年に政界入りしリクード党党首、2009年より、5期に渡って同国の首相を務める。何度かの汚職疑惑も生き抜いた。

中東和平については、ヨルダン川西岸入植地解体、シリアとの和平交渉、ゴラン高原返還、エルサレ東西分割案にいずれも「イスラエルを危険に晒す」として反対の姿勢を貫いている。米トランプ大統領とも仲が良い。

兄のヨナタン・ネタニヤフは1976年のエンテベ空港奇襲作戦で戦死したイスラエルの英雄。